11月15日(金)~17日(日)
担当:まちづくり委員会
初めに、2024年元日に発災した能登半島地震と、9月の奥能登豪雨により亡くなられた方々に対して哀悼の意を表すると共に、被災されました皆様にお見舞い申し上げます。
さて日本は地震大国であり、今後、南海トラフ地震など巨大地震が起こる可能性が上がりつつあります。
もし巨大地震が私たちが住み暮らしている地域で発災したときに青年会議所メンバーはどう動けるのか…。
そしてTVなどのメディアでは報道されなくなった能登半島の復興状況はどれほどなのかを自分自身の目や耳で感じる事を目的に移動例会を開催しました。
今回は車で三次から石川に約7時間運転し、1日目は移動のみの時間となりました。
2日目
珠洲青年会議所特別会員でもある、元珠洲市議会議員 米田 幸助さまに金沢市から珠洲市まで運転していただいて、車内からも、そして実際に歩いて珠洲市の災害復興の現状についてお話しいただきました。
地震の地殻変動で盛り上がったマンホールやコンクリートがずれている箇所が数えきれないほどありました。
米田先輩の会社兼自宅の中にも入らせていただきました。
建物が傾いており、発災当時のままの家に衝撃を受けました。
また津波で家の1階部分が浸水し、今でも床には海の砂がありました。
本来、計画には無かったのですが米田先輩のお人柄のお陰で奥能登にある「ランプの宿」の刀根代表取締役社長とお会いする機会をいただきました。
今までは海水が近くにあったが、地殻変動で海が干上がっている、またホテルは未だ開業できていないなどの現状をお話しいただきました。
例会当日は地震が起きませんでしたが、まだ地震が続いていることから、昼過ぎには金沢へ戻りました。
往復路が崖崩れで1車線になっている箇所やコンクリートがガタガタで体が何回浮いたか分からない道路がたくさんで、まだまだ復興は道半ばでありました。
1階部分が崩れて2階しかない家や傾いている家、一見何もなさそうな家であっても立ち入り禁止の紙が貼られていたり、解体業者がたくさん働いており、震災前のまちに戻るには何年かかるのだろうかと考えました。
また3日目には現地参加が叶わなかったメンバーに協力金をいただき、土産品を購入し、微々たる額ではありますが石川・能登の活性化にと活動をさせていただきました。
結びに、協力していただきました、米田さまには大変お世話になりました。
ありがとうございました。1日も早い復興を祈念しております。
また米田さまをご紹介いただきました、当三次青年会議所の杉原先輩には感謝申し上げます。